プリズムポールとの使用にMAG9プリズムポールアダプター9P.027リモートコントローラーとの使用にCON6/S変換アダプター6-5/8P.027自動追尾用プリズム ZERO360Eightプリズム定数0㎜・φ9㎜ポール対応のスライド設置可能な世界初の360プリズム深く知る:製品の魅力に迫る固定ネジ背部ZERO220シリーズ背部にあるため光を妨げない視準可能範囲水平:220°左図の場合、右側からの光の妨げになってしまうZERO360Eight誕生までのストーリーZERO360Eight30°30°爪部そこでプリズム定数0㎜・φ9㎜ポールスライド設置可能な360°プリズムの開発を開始し、2023年9月「ZERO360Eight」を発売、特許を取得いたしました。開発の裏側※全周ではなく広角プリズムであるZERO220シリーズでは、 プリズムのない背部があるため、光を妨げることはありません。全周からの光を反射するべく、新たな固定方式を模索し、プリズムの下部に固定ネジを配置する構造を考案しました。固定機構のスリム化を実現した上、中心に向かって締まる仕組みのため、ネジを締め込んだ際の微小なズレも、側面からの締め込みに比べ軽減することとなりました。ネジ部のピッチにもこだわり、軽い締めこみで簡単に留められる最適なピッチを採用しています。15°15°ZERO220シリーズ〔ゼロサンロクマルエイト〕〔ゼロサンロクマルエイト〕Z-360EP.009Made in Japan特許取得済乱反射防止の特殊コーティング(ARコート)プリズムの一部が破損しても当社にて修理交換対応可能(有償)優れたメンテナンス性プリズム部独立構造による8個のプリズムで構成することにより、コーナーキューブ間の隙間を無くし、反射光が途切れにくく※ZERO220シリーズは5個8個のプリズムによるシリーズ名「Eight」の由来ロスト率の低減なりました。ZERO220シリーズ定数視準可能範囲0㎜H : 220°-4.4㎜H : 360°スライド設置REVO360シリーズZERO360Eight0㎜H : 360°当社の広角プリズムは2017年1月、自動追尾用プリズム ZERO220の発売からスタートいたしました。翌年の2018年には小型化・水準器一体型のZERO220プラス(グッドデザイン賞2020受賞)を発売、2020年には、当社初の全周(360°)プリズム REVO360と、ラインアップを増やしてまいりました。しかし、ZERO220シリーズ、REVO360シリーズを展開する中で、「やはり360°のφ9㎜ポールスライドタイプがほしい」というニーズがお客様より度々挙げられていました。固定ネジ プリズムをφ9㎜ポールでスライド可能にするとともに任意の高さでプリズムを固定させる必須機能に対して、ZERO220シリーズでは側面からのネジ固定式を採用していました。一方、全周プリズムにおいては、固定ネジがTSからのレーザー光を妨げ、有効な反射角を制限する恐れがあるため、固定方式を見直す必要がありました。プリズム固定方法 ZERO360Eightに限らず、当社のすべての広角プリズムは各プリズムの固定に接着剤を使用していないため、個別にプリズムの交換が可能です。接着剤を使用する代わりに、上下からプリズムを抑え込んで固定していますが、その抑え込み部が原因で、視準範囲が狭くなってしまうことが課題としてありました。抑え込み部分の構造を見直し、爪型部品を取り入れたことにより、従来の広角プリズムよりも広い視準範囲±30°(垂直)を実現しました。(ZERO220シリーズ:±15°、REVO360:±25°)001
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